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上志津原近くには昔ながらの風景が残っている。カブトムシやクワガタが何匹も群がる木々はたくさんあるし、小川では餌取りをするカワセミをほんの数メートルの近くから観察できる。
だが、昔と決定的に違うのは野原・野山・田んぼに子どもの姿をあまり見かけないことだ。
私の小学校時代、参加しなければいけなかった朝のラジオ体操そっちのけで早朝から林の中に入り込みカブトムシやクワガタをとっていた子どもたちがいた。学校帰りに田んぼでザリガニやカエルをとっていた子どもたちもいた。そうした子どもたちが今では野原・野山・田んぼから消えてしまったのは寂しい限りだ。
だが、これも仕方のないことなのかも知れない。男女の別なく年少者を狙う性犯罪・殺害犯罪などの多発。親としては子どもに「外で遊んできなさい」とはいいにくい世の中になり果ててしまったということなのだろう。
「僕たちをを採って」とカブトムシやクワガタが誘い、「僕を撮りなよ」とカワセミが誘う昔ながらの自然が残る野原・野山・田んぼに子どもたちの姿が戻ることを願うばかりだ。
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